国際・政治チャイナウオッチ 中国視窓

「習1強」の“参謀”王滬寧氏 内憂外患で強める対外強硬政策=金子秀敏

    習近平政権の「新権威主義」を支えるブレーン、王滬寧氏(左から2人目)
    習近平政権の「新権威主義」を支えるブレーン、王滬寧氏(左から2人目)

     中国の習近平国家主席は内憂外患の中で「北戴河(ほくたいが)会議」を迎えた。毎年8月前半、共産党指導部とOBが河北省の保養地、北戴河で開く非公開会合で、OBから批判が出ることもある。

     とくに今年は、10月の建国70周年をひかえている。習主席は内政外交で華々しい実績が欲しいが、米国との関税戦争は長期化し、経済成長率は28年ぶりの低さになった。習主席の腹心、劉鶴副首相らが早期妥結を急ぐと強硬派の「媚米」批判で振り出しにもどった。

     香港では6月、「逃亡犯条例」改正案が「香港の自治」を損なうとして大規模な抗議デモが起き、香港警察が弾圧に出たが、デモは長期化した。

    残り1034文字(全文1314文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    11月2日号

    地震、台風、土石流 あなたの町の危険度16 水害発生地でなくても区内は5%地価下落 ■中園 敦二/和田 肇18 「災害リスク税」の創設を ■釜井 俊孝19 首都圏人気路線安全度 利便性や土地ブランド優先 必ずしもリスクを反映せず ■横山 芳春20 東急東横線 反町、妙蓮寺、白楽に着目21 東急田園都 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事