インド 最高裁、人工妊娠中絶の合法化請求=中島敬二
有料記事
インドでは法律により妊娠中絶は「妊娠20週まで、あるいは妊娠20週以降は母体に生命の危険があるときのみ認める」(1971年制定)と、制限している。が、7月15日、最高裁は「出産の選択の権利は人のプライバシー、尊厳、自律、自己の身体保持、自己決定の根幹」と主張し、人工中絶の合法化を政府に求めた。
インドでは女児の人工中絶が多い。出生性比は男1000人に対して女950人が平均だが、2017年は1000人対90…
残り308文字(全文513文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める