週刊エコノミスト Online注目の特集

“タガ緩む”セブン&アイ 鈴木氏の復帰待望論も

井坂隆一セブンーイレブン社長
井坂隆一セブンーイレブン社長

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)の経営が揺らいでいる。サービス開始早々、不正アクセスが殺到した「セブンペイ」を廃止すると発表したが、デジタル事業の要が3カ月で頓挫するのは前代未聞。関係者からは「鈴木敏文前会長が退任して3年余り。組織の緊張感が欠け、タガが緩んでいるのでは」といった苦言まで飛び出している。

 鈴木前会長が、当時の井阪隆一セブン─イレブン社長=写真=の解任に失敗し、退任を発表したのは2016年5月。事実上のクーデターがあったといわれる。その後、セブン&アイHD社長に井阪氏が就任した。

残り237文字(全文490文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事