“タガ緩む”セブン&アイ 鈴木氏の復帰待望論も
有料記事
セブン&アイ・ホールディングス(HD)の経営が揺らいでいる。サービス開始早々、不正アクセスが殺到した「セブンペイ」を廃止すると発表したが、デジタル事業の要が3カ月で頓挫するのは前代未聞。関係者からは「鈴木敏文前会長が退任して3年余り。組織の緊張感が欠け、タガが緩んでいるのでは」といった苦言まで飛び出している。
鈴木前会長が、当時の井阪隆一セブン─イレブン社長=写真=の解任に失敗し、退任を発表したのは2016年5月。事実上のクーデターがあったといわれる。その後、セブン&アイHD社長に井阪氏が就任した。
残り237文字(全文490文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める