施工不良のレオパレス21 入居率急落で採算割れも
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アパート施工不良問題で5月に社長の深山英世氏=写真=が辞任に追い込まれたレオパレス21。その後の経営も厳しい状況が続いている。8月9日発表した2019年4~6月期の連結決算は最終損益が57億円の赤字だった。三井住友銀行など主力行側は、グアムのリゾートホテルの売却などの抜本的なリストラを促す構えだが、ブランドの毀損きそんは深刻だ。
同社は全3万9085棟を対象に調査を開始。7月末時点で2万2139棟に不備が見つかった。10月末まで調査完了を目指すとしている。主力行関係者は、「秋までに抜本的な再建策を策定する必要があるだろう」と話す。
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週刊エコノミスト
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