『幸福な監視国家・中国』『道の駅の経済学』『相続手続で困らないエンディングノート』『仕事ごっこ』
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『幸福な監視国家・中国』 梶谷懐、高口康太著 NHK出版新書 850円
中国では監視カメラで行動が把握され、点数化された個人の信用度が受けられるサービスを左右する。それを「進んでいる」と捉えるか「怖い」と感じるか、いずれにしても「一党独裁の非民主国家だから」と特別視しがちだ。ところが本書は、実態を踏まえ、「人々は利便性や安全を求め、進んで受け入れている」と見る。その先にあるのは、システムが効率的に人々をコントロールする社会だ。民主国家も無縁ではない。テクノロジーの影響を考えるうえで必読。(A)
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週刊エコノミスト
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