銀行審査マンが警戒するカラコン会社の連鎖倒産
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銀行審査マンの間で、注目の倒産案件がある。カラーコンタクトレンズ(カラコン)やヘアケア用品の卸売りを手がけるマルコス(東京都港区)だ。業績は急拡大していたが、8月下旬に突然事業停止に追い込まれた。取引銀行の多くも予兆を見抜けず、多額の融資を焦げ付かせた。
ここまでなら、通常の倒産案件だ。だが、マルコスには「多数のカラコン関連の業者が絡んだ『循環取引』の疑いがもたれている」(商…
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週刊エコノミスト
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