韓国 所得主導成長から革新成長へ=嚴在漢
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韓国政府は、ビッグデータやAI(人工知能)、5G通信などの分野への予算増額を骨子とする、「革新成長のロードマップ」を打ち出した。
これによって2020年度は、該当分野に4・7兆ウォン(約4145億円)の国家予算が投入され、ビッグデータ、AI、5G、水素経済分野に1・7兆ウォン、非メモリー、バイオヘルス、未来自動車など3大新産業分野に3兆ウォンを割り当てる。
政府は産業エコシステムの革新を呼び起こすために、ビッグデータ3法(個人情報保護法、情報通信網法、信用情報法)を改正。AI分野においては4大有望サービス・ロボット分野(介護、医療、物流、ウエアラブル)と3大製造業分野(食料、飲料、繊維)で利用される製造ロボットで、AIの適用と育成を行う。また、ロボットに搭載する減速機やサブモーターなど5大中核部品と人間とロボットの交感ソフトウエアも独自開発ができる…
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週刊エコノミスト
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