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舞台 孤高勇士嬢景清 日向嶋 娘の愛で消えてゆく執着心 初代の悲願を二代目が熱演=小玉祥子

    源平合戦で敗れた後も源氏への復讐(ふくしゅう)を志した平家の勇将、悪七兵衛景清(あくしちびょうえかげきよ)を中村吉右衛門が演じる「孤高勇士嬢景清(ここうのゆうしむすめかげきよ)─日向嶋(ひゅうがじま)─」が11月の東京・国立劇場で上演される。

     景清は源頼朝を付け狙い、襲撃したという逸話が残る。能、浄瑠璃、歌舞伎など、古典芸能の題材に取り入れられ、「景清物」と呼ばれるジャンルが形成された。その集大成的な作品が享保10(1725)年に上演された人形浄瑠璃「大仏殿万代石楚(だいぶつでんばんだいのいしずえ)」で、中心となる場面は明和元(1764)年に初演された「嬢景清八嶋日記(むすめかげきよやしまにっき)」に取り入れられた。

     今回は両作品を踏まえ、景清が頼朝を襲って捕らえられる「南都東大寺大仏供養」、娘、糸滝(いとたき)と再会を果たす「日向嶋」を中心に構成する。

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