週刊エコノミスト Onlineダマされない生命保険

お勧めランキング 定期保険 「非喫煙で健康なら割安」が上位=編集部

(出所)編集部
(出所)編集部

 <プロが選ぶお勧め保険ランキング>

 生命保険各社が出している死亡保障の定期保険について、保険に詳しいファイナンシャルプランナー(FP)にアンケートしたところ、保険料の安さが主な評価ポイントとなった。上位2商品はともに健康状態によって保険料を区分し、非喫煙で健康体なら割安になる設計だが、最も健康度の高い「非喫煙優良体」の定義は2商品で異なっている。

特集:ダマされない生命保険

 1位のメットライフ生命「スーパー割引定期保険」は過去2年以内の喫煙の有無、血圧、身長・体重に応じて保険料率を4区分したうえで、非喫煙優良体の保険料を低く抑えた。FPのコメントでは「保険金1000万円、保険期間10年の30歳男性で保険料を比べると最も安い」などと評価された。

 2位のチューリッヒ生命「定期保険プレミアムDX」は、過去1年以内の喫煙がなく血圧の要件を満たせば、保険料が割安になる。「50歳男性の保険料は他よりも安くなるケースがある」との指摘もあった。

 一方、3位のライフネット生命「かぞくへの保険」はもともと保険料自体が「割安」で、喫煙や健康状態による保険料の違いがないため「喫煙者でも安く加入できる」と評価された。

 4位のSBI生命「クリック定期!Neo」は「女性の保険料が年齢によっては『スーパー割引定期保険』よりも安くなる」とのコメントがあった。

 5位のアクサダイレクト生命「定期保険2」は、保険金3000万円までは健康状態をネット上で告知するだけで手軽に申し込みできる点などが評価された。

(編集部)

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事