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週刊エコノミスト Online 書評

アメリカ #Me Too 動かした若きジャーナリスト=冷泉彰彦

 ローナン・ファローという31歳のジャーナリストの著書『キャッチ・アンド・キル どう猛な悪を守ったウソとスパイと陰謀の数々(原題"Catch and Kill: Lies, Spies, and a Conspiracy to Protect Predators")』が売れている。10月15日に発売されたばかりだが、アマゾンでは「最も売れた本」のランキングでいきなり1位に躍り出た。

 著者は、映画監督のウディ・アレンを父に、女優のミア・ファローを母に持つ。こう紹介すると芸能界のサラブレッドに見えるが、その家庭環境は単純ではない。父のアレンについては、ミアの養子でローナンの姉にあたるスン・イ氏をアレンが妻にしたことに強く反発し、息子であるローナンは父子の縁を切っている。一方でアレンの側は、ローナンが生まれた際にはミアが歌手の故フランク・シナトラとの関係が続いていたとして、ローナ…

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