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米中のはざまで「股裂き」状態 一筋縄ではいかない習主席の訪日=及川正也

中国の王岐山国家副主席(左)との会談は和やかだったが・・・・・・=東京都港区の迎賓館で10月23日(代表撮影)
中国の王岐山国家副主席(左)との会談は和やかだったが・・・・・・=東京都港区の迎賓館で10月23日(代表撮影)

 天皇陛下が国内外に即位を宣言する「即位礼正殿の儀」が10月22日に行われた。儀式に合わせて来日した各国要人と安倍晋三首相との「マラソン会談」が行われた。首相は同月21〜25日までの5日間に計62カ国・地域の国家元首らと会談。現在の上皇陛下による1990年の儀式の際に海部俊樹首相が会談した59人を上回った。

 注目されたのが、「過去最悪の関係」と言われる韓国の李洛淵(イナギョン)首相との会談だったが、多くが関心を抱いた首脳がもう一人いた。中国の王岐山国家副主席である。

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