週刊エコノミスト Online東奔政走

覇気見えぬ安倍首相の秋 「終活モード」か「死んだふり」か=平田崇浩

    就任わずか1ヶ月半辞任に追い込まれた菅原一秀前経済産業相(右、国会内で10月25日)
    就任わずか1ヶ月半辞任に追い込まれた菅原一秀前経済産業相(右、国会内で10月25日)

     良く言えば、肩の力が抜けた。うがった見方をすれば、長期政権の「終活」モードに入ったのかもしれない。そう思えるほどに安倍晋三首相に覇気が見えない。

     秋の臨時国会が開かれて1カ月になる。この間にあった大きな出来事と言えば菅原一秀前経済産業相の辞任だ。菅原氏の事務所が選挙区内でメロンなどの金品を配っていたという話は10年前にも報じられていただけに、入閣させる段階で予想できた事態だ。

    「任命責任は私にある」

     首相はいつものように責任は認めつつ、事実上の更迭によって事なしとする姿勢をとった。第2次安倍政権以降で数えて9人目の閣僚辞任。慣れたものである。

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