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香港 選挙で影響力拡大狙う民主派=江藤和輝

    区議会選挙への立候補が認められなかった黄之鋒氏(中央)(筆者撮影)
    区議会選挙への立候補が認められなかった黄之鋒氏(中央)(筆者撮影)

     逃亡犯条例改正反対のデモが続く香港で、地方議会に当たる区議会議員選挙が11月24日に行われる。今回は親政府派に対して民主派が全選挙区で刺客候補を立て、初めて無投票当選者ゼロとなった。

     注目の刺客候補は民主派団体、香港衆志の秘書長で学生運動のリーダー、黄之鋒(こうしほう)氏だったが、選挙管理当局から立候補届け出無効を言い渡された。だが、これは想定内であり、代わりの刺客候補は用意されている。

     民主派媒体『りんご日報』元社長の黎智英氏は8月、区議会選挙について「我々が多数の議席を獲得し香港の政治を変える。これが逃亡犯条例の改正反対運動のもう一つの目標だ」と語っていた。香港では行政長官選挙での投票権を持つ選挙委員のうち、一部は区議会議員から選ばれる。また、立法会(香港議会)議員も区議会議員からの選出枠があり、議席が多いほど影響力を行使できる。

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