新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online 挑戦者2019

山崎寿樹 温泉道場社長執行役員兼グループCEO くつろぎカフェで銭湯を再生

山崎寿樹 温泉道場社長執行役員兼グループCEO (撮影=武市公孝)
山崎寿樹 温泉道場社長執行役員兼グループCEO (撮影=武市公孝)

 経営に行き詰まった日帰り温浴施設をよみがえらせる取り組みに、全国から視察が絶えない。

(聞き手=下桐実雅子・編集部)

 埼玉県を中心に日帰り温浴施設などの直営店7カ所を運営しています。「おふろカフェ」が看板ブランドで、2018年からフランチャイズで全国展開しており、12月23日には北海道に3店舗目がオープン予定です。採算が取れなかったスーパー銭湯、健康ランドなどを再生させてきました。

 店舗それぞれに特徴があります。例えば、大宮駅近くの「おふろカフェutatane(うたたね)」は日本一、若い人が来る温浴施設。入館料は1260円。「家のようにくつろげる空間」がコンセプトで、コーヒーが自由に飲める北欧風カフェが人気です。風呂やサウナだけではなく、空間を楽しむという新しい価値観を打ち出しました。コミックや雑誌1万冊以上を備え、フィンランド料理も味わえます。三重県四日市市のおふろカフェ…

残り1221文字(全文1613文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事