【週刊エコノミスト創刊100年キャンペーン実施中】いまなら週刊エコノミストオンラインをお申し込みから3カ月間無料でお読みいただけます!

週刊エコノミスト Onlineグラフの声を聞く

債務残高に連動する原油価格=市岡繁男

「石油関連業界の資産規模は22兆ドル(約2400兆円)。これは巨大なサブプライムローン(信用力の低い個人向けの住宅融資)のようなもので、バブル崩壊の危機に直面している」。アル・ゴア元米副大統領が英『フィナンシャル・タイムズ』紙に語ったこの言葉は重い。

 株価が高騰する米国だが、石油株だけは年初来でマイナスだ。石油業界は価格の低迷で資金回収の見込みが乏しいのだとしたら、世界は恐慌の瀬戸際にあるのかもしれない。

 では、なぜ石油の価格は上昇しないのか。省エネ技術の発展もさることながら、債務の拡大が限界に達しているのだと筆者は見る。政府や企業、家計は借金をテコに投資や消費を行ってきた。いわば借金が経済発展の原動力となってきたわけで、結果的に石油の需要も増加する。主要20カ国(G20)の債務残高と原油価格(ともに前年同月比)が連動していることはその証左だ(図1)。

残り170文字(全文551文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら3ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月13日号

論争で学ぶ 景気・物価・ドル円14 バブルは別の顔でやって来る ■熊野 英生17 鳴らないアラート 「経済の体温計」を壊した罪と罰 ■中空 麻奈18 対論1 米国経済 景気後退入りの可能性高い ■宮嶋 貴之19  景気後退入りの可能性は低い ■高橋 尚太郎20 対論2 日銀 23年後半から24年前半 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事