ロサンゼルス エンゼルスに球場売却へ=土方細秩子
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大谷翔平選手の活躍により、日本でも知名度が上がったメジャーリーグの球団「ロサンゼルス・エンゼルス」。同球団が本拠地を置くカリフォルニア州アナハイム市は、同球団にアナハイム球場を含む周辺の土地およそ62ヘクタールを3億2500万ドル(約350億円)で売却することを発表した。球団は2050年まで同市にとどまることも約束した。
アナハイム球場は1966年の建設。市が管理し、球団とリース契約を結んでいたが、老朽化によりメンテナンス費用がかさみ、市への利益還元が少ないことが問題視されていた。今回球団への売却が決まったことで、市は売却資金により低所得者向け住宅や公園などの福利厚生施設を新たに建設することができ、球団が行うであろう球場のリフォーム工事などにより雇用機会も創出されると期待を寄せている。球団側も、球場のリフォームや…
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週刊エコノミスト
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