国際・政治ワールドウオッチ

ロサンゼルス エンゼルスに球場売却へ=土方細秩子

売却が決まったアナハイム球場(©️City of Anaheim)
売却が決まったアナハイム球場(©️City of Anaheim)

 大谷翔平選手の活躍により、日本でも知名度が上がったメジャーリーグの球団「ロサンゼルス・エンゼルス」。同球団が本拠地を置くカリフォルニア州アナハイム市は、同球団にアナハイム球場を含む周辺の土地およそ62ヘクタールを3億2500万ドル(約350億円)で売却することを発表した。球団は2050年まで同市にとどまることも約束した。

 アナハイム球場は1966年の建設。市が管理し、球団とリース契約を結んでいたが、老朽化によりメンテナンス費用がかさみ、市への利益還元が少ないことが問題視されていた。今回球団への売却が決まったことで、市は売却資金により低所得者向け住宅や公園などの福利厚生施設を新たに建設することができ、球団が行うであろう球場のリフォーム工事などにより雇用機会も創出されると期待を寄せている。球団側も、球場のリフォームや…

残り130文字(全文492文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事