新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

国際・政治 ワールドウオッチ

インド 竹を地域経済のけん引役に=大地田清佳

竹工芸は雇用を生み出す(筆者撮影)
竹工芸は雇用を生み出す(筆者撮影)

 インドの北東部は、中国、ミャンマーなどと国境を接し、降雨量が多く、深い森と竹林におおわれた地域である。人々の顔立ちは東洋的で、料理の味付けなども日本人にはなじみやすい。また、北東州のマニプール州は、第二次世界大戦時に日本兵が多く亡くなったインパール作戦の舞台であり、日本とも歴史的に深いつながりを持つ。

 日印両政府は2017年に同地域の支援の拡大で合意した。対象は多岐に及び、その一つに竹分野への協力がある。インドは年間約460万トン、中国に次ぐ世界2位の竹の生産国である。竹1トン当たり、350日分の雇用を創出し、約2000万人が竹産業に関わっているとされる。

残り212文字(全文494文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

11月26日号

データセンター、半導体、脱炭素 電力インフラ大投資18 ルポ “データセンター銀座”千葉・印西 「発熱し続ける巨大な箱」林立■中西拓司21 インタビュー 江崎浩 東京大学大学院情報理工学系研究科教授、日本データセンター協会副理事長 データセンターの電源確保「北海道、九州への分散のため地産地消の再エネ [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事