『いまこそ知りたい シェアリングエコノミー』 評者・柳川範之
有料記事

著者 長田英知(Airbnb Japan執行役員) ディスカヴァー・トゥエンティワン 1500円
資産の有効活用と連携で新たなビジネスチャンス創出
Uberなどのライドシェアサービスの存在が比較的知られるようになり、日本でもシェアリングエコノミーという言葉は、ポピュラーなものになってきた。しかし、その実態や広がりはどのようなものなのか、一般の企業にどんなインパクトを持つのかとなると、明確でない人がまだまだ多いのが実情だろう。
そんな中で本書は、シェアリングエコノミーの実情と考え方を、かなり分かりやすく説明するとともに、それが他分野の企業や、一般消費者にとって、どのような意味を持つのかを解説している。シェアリングエコノミーの今後を考えるうえで、かなり参考になるだろう。
残り830文字(全文1166文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める