週刊エコノミスト Online図解で見る電子デバイスの今

光給電で真の無線化社会実現 大容量の蓄電池はいらない=松永新吾/38

    (出所)東京工業大学の資料を基に筆者作成
    (出所)東京工業大学の資料を基に筆者作成

     我々が使用する電力は、発電所から送電線を経由して家庭や事業所に供給されている。言うまでもなく、家電製品などを使用する際にはコンセントにプラグを差し込む必要がある。電力の供給は昔も今も有線で行われている。

     ところが、近年、電力の供給を無線で行うという提案が増えている。では、電力を無線で供給する利点は何か。ひとつには、充電の手間がないことだ。従来の有線による充電では、常に充電ポイント(コンセント)の場所を確認し、そこまで移動する必要がある。電源と機器をつなぐ長い充電ケーブルも必要だ。ところが、電力を無線で供給できれば、コンセントも充電ケーブルも不要になる。いつでもどこでも、好きな時に充電できるようになる。

     もうひとつの利点は大容量の蓄電池が不要になることだ。スマートフォンやノートPC、さらには電気自動車…

    残り3083文字(全文3438文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    2月25日号

    契約のルールが変わる 民法改正16 経済活動の規律が一変 4月施行のインパクト ■市川 明代19 インタビュー 潮見佳男 京都大学大学院法学研究科教授 120年ぶり改正の意義 「市民に分かりやすく社会に生きた民法に」第1部 債権法編21 ココが大事1 「契約」が変わる ケース別で解説 改正の重要ポイ [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ PR

    最新の注目記事

    ザ・マーケット