韓国 半導体分野などに10兆ウォンを支援=嚴在漢
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韓国政府は2020年の経済政策方向において、「半導体に偏重した経済構造」という課題に対し、解決策などが盛り込まれた経済政策を打ち出した。政策の骨格は現状のメモリー半導体の競争力を強化するとともに、韓国経済をけん引できる新産業の育成を進めるために、5G(第5世代移動通信システム)、人工知能(AI)、システム半導体(非メモリー半導体)、バイオなどの成長加速化に、政策金融として10兆ウォン(約9000億円)を支援する。
中でも非メモリー半導体分野は、研究開発(R&D)費用だけで29年までに1兆ウォン(約900億円)を投じ、半導体関連企業には20~40%の税額控除も支援。バイオ分野は政府次元のR&D投資を25年まで毎年4兆ウォン(約3600億円)強に拡大する。
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