ニューヨーク 増えるユダヤ系を狙った犯罪=冷泉彰彦
ニューヨークでは、ユダヤ系を狙った嫌がらせや脅迫、暴行などの犯罪行為「ヘイトクライム」が増加している。同市の北西部にあるモンゼーという郊外の町では、昨年12月末、ユダヤ教の聖日「ハヌカ」を祝っていたユダヤ教寺院がナタを持った男に襲われ、5人が重軽傷を負った。
容疑者は、37歳のアフリカ系米国人男性で、数時間後に逮捕された。家宅捜索の結果、アドルフ・ヒトラーの反ユダヤ思想に影響されていたことが判明した。昨年1…
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週刊エコノミスト
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