シリコンバレー バイオ企業を救う画期的な資金提供=二村晶子
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米カリフォルニア州のバイオ企業コディアック・サイエンシズの資金調達法が話題だ。ヘルスケア分野で最も成功したとして知られるヘッジファンド、ベーカーブラザーズ・アドバイザーズが、2019年12月にコディアックが開発を進めている加齢黄斑変性症および糖尿病性網膜症のための薬について、将来の売上高の4・5%を受け取る代わりに、2・25億ドル(約240億円)を支払うことを決めた。
新薬開発には多大な資金を要し、小さな企業が自力で開発を完了するのは難しい。通常は大手製薬企業に開発の早い段階で医薬候補品の権利を渡し、一時金を受け取り、開発費用を回収する。
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週刊エコノミスト
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