経済・企業ワールドウオッチ

シリコンバレー バイオ企業を救う画期的な資金提供=二村晶子

臨床試験には多額の費用がかかる(Bloomberg)
臨床試験には多額の費用がかかる(Bloomberg)

 米カリフォルニア州のバイオ企業コディアック・サイエンシズの資金調達法が話題だ。ヘルスケア分野で最も成功したとして知られるヘッジファンド、ベーカーブラザーズ・アドバイザーズが、2019年12月にコディアックが開発を進めている加齢黄斑変性症および糖尿病性網膜症のための薬について、将来の売上高の4・5%を受け取る代わりに、2・25億ドル(約240億円)を支払うことを決めた。

 新薬開発には多大な資金を要し、小さな企業が自力で開発を完了するのは難しい。通常は大手製薬企業に開発の早い段階で医薬候補品の権利を渡し、一時金を受け取り、開発費用を回収する。

残り238文字(全文511文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

7月12日号

止まらないインフレ 資源ショック20 衝撃は石油危機に匹敵 「資源小国」日本の正念場 ■荒木 涼子/和田 肇24 原油の行方 2次制裁発動なら記録的高騰へ ■原田 大輔27 中国・インド “ロシアに冷淡”な資源輸入国 ■和田 肇29 戦略物資 EVや再エネの普及に必須の「銅」 ■片瀬 裕文30 天然 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事