経済・企業深層真相

関氏が流出した日産 トップついえた裏事情

     日産自動車副COO(最高執行責任者)の関潤氏が昨年12月に辞任を発表したことで、日産は不祥事が多発した旧体制に逆戻りする懸念が出てきた。12月1日に内田誠社長兼CEO(最高経営責任者)をトップにアシュワニ・グプタCOO、関氏の「トロイカ(3頭)体制」をスタートさせた矢先、関氏は日本電産に次期社長含みでの移籍を公表した。

     関氏は実績・手腕ともに日産の新社長にふさわしいと言われていた。ところが指名委員の一人のスナール仏ルノー会長が、西川広人前社長と親密だった関氏に難色を示し、これに社外取締役で指名委員の豊田正和元経済産業審議官と木村康JXTGホールディングス相談役が同調したとされ、結局、内田氏が抜てきされた。

    残り150文字(全文457文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    6月9日号

    指標で先読み 米国経済14 消費者心理は底入れ 株の「先高」示唆か ■種市 房子18 ISM指数 企業景況感を速報 製造業不況 コロナ前に顕在化 ■馬渕 治好20 企業向け貸し出し 資金繰り需要を反映 政策後押し 30%増 ■丸山 義正21 PER(株価収益率) 株の割高感示す 企業利益2割上振れ期 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事

    ザ・マーケット