新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online 東奔政走

「古賀切り」の禅譲のめるか “発信”迫られた岸田氏=高塚保

p38_東奔政走_自民党岸田派の名誉会長を務める古賀氏(中央)の条件付き「応援」は岸田氏(右)にとって「よかった」のか(東京都港区で2019年5月15日)
p38_東奔政走_自民党岸田派の名誉会長を務める古賀氏(中央)の条件付き「応援」は岸田氏(右)にとって「よかった」のか(東京都港区で2019年5月15日)

「我が国は、もはや、かつての日本ではありません。『諦めの壁』は、完全に打ち破ることができた。その自信と誇りとともに、今、ここから、日本の令和の新しい時代を、皆さん、共に切り開いていこうではありませんか」。安倍晋三首相は施政方針演説でこう呼び掛けた。だが、「諦めの壁」は完全に打ち破られた、との認識を共有する日本人はどれほどいるか。

 米国のGAFA、中国のBATのような巨大プラットフォーマーとの差は、人工知能(AI)、ビッグデータ、次世代通信規格「5G」といった分野で、もはや追いつけないほど大きく開いている。

残り1823文字(全文2078文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事