「古賀切り」の禅譲のめるか “発信”迫られた岸田氏=高塚保
有料記事
「我が国は、もはや、かつての日本ではありません。『諦めの壁』は、完全に打ち破ることができた。その自信と誇りとともに、今、ここから、日本の令和の新しい時代を、皆さん、共に切り開いていこうではありませんか」。安倍晋三首相は施政方針演説でこう呼び掛けた。だが、「諦めの壁」は完全に打ち破られた、との認識を共有する日本人はどれほどいるか。
米国のGAFA、中国のBATのような巨大プラットフォーマーとの差は、人工知能(AI)、ビッグデータ、次世代通信規格「5G」といった分野で、もはや追いつけないほど大きく開いている。
残り1823文字(全文2078文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める