教養・歴史書評

『女たちのシベリア抑留』『会社は誰のものか』『ほんのちょっと当事者』『五輪スタジアム』

    『女たちのシベリア抑留』 小柳ちひろ著 文藝春秋 1700円

     終戦後に日本の軍人らが旧ソ連に多数連行された「シベリア抑留」。女性の捕虜も存在したという衝撃の事実を発掘したNHKのドキュメンタリー番組担当ディレクターによる詳細な記録。従軍看護婦らが過酷なシベリアの気候の下、非道なソ連兵に虐げられ続け、10年以上抑留を強いられた人も。帰国できた後も社会から必ずしも優しい扱いを受けられたわけではなく、自らの経験を封印した人も多かったという。戦争の理不尽さにやるせなくなる。(W)

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