教養・歴史著者に聞く

著者に聞く 『日本のイスラーム 歴史・宗教・文化を読み解く』 著者・小村明子さん

     ◆著者 小村明子さん(立教大学社会学部兼任講師)

     観光ではなく、生きる場所として日本に来る外国人が増えてきた。そんな中、理解が最も遅れている相手として、ムスリム(イスラム教徒)がいるのではないだろうか。ムスリム受け入れの課題について新刊を出した小村明子さんに話を聞いた。

    「1980年代後半から、多くのムスリムが働くために来日しました。来日したのは男性で単身者が多く、彼らと出会い結婚した日本人女性がイスラム教に改宗するケースが必然的に多くなりました。現在は、彼らムスリム家族とその第2世代、そしてニューカマーとしてイスラム圏からの留学生が増えました。そこが昔との大きな違いです」

     日に5回のお祈りなど戒律もある。ムスリムを「隣人」として迎え入れるには、それらについて理解するよう努める必要がある。

    残り949文字(全文1298文字)

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