大和証券G本社に理系社長の誕生観測
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大和証券グループ本社で、理系社長が誕生するとの見方が出ている。次期社長の有力候補である荻野明彦専務は早大理工学部の出身で、企画、法務、人事と要職を担当している。特に社長の懐刀となる企画担当は、2代前の社長だった鈴木茂晴氏=写真、現会長の日比野隆司氏、そして現在の中田誠司社長と、3代のトップをまたいでの担当で、経営の連続性からいっても最有力との声は多い。
同社は、国連が推進するSDGs(持続可能な開発目標)を経営の根幹に掲げ、アグリテックを活用した農業支援事業や、オリックスから買収した高齢者住宅・介護関連事業など、従来の証券業とは異なる知見が必要なビジネスも拡大中だ。
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週刊エコノミスト
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