国際・政治深層真相

大学入試改革 出直し検討も迷走続く

萩生田光一文科省
萩生田光一文科省

 本来なら4月から、民間英語試験の受験が始まるはずだった大学入試改革。文部科学省は、高校の新しい学習指導要領で学んだ生徒が大学を受験する2025年度入試に向けて、出直しの検討を行っているが、議論を聴く限り依然として迷走感が否めない。

 民間英語試験と、同じく導入が見送られた記述式問題。この二つの在り方に関する検討会議はすでに5回の会合を重ね、12人もの外部弁護士が協力し、どのような経緯で決定から見送りに至ったのか、計243ページの検証報告書が…

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