教養・歴史著者に聞く

『「発達障害」とされる外国人の子どもたち』 著者・金春喜さん

     ◆著者 金春喜さん(社会学研究者)

    あいまいな診断基準で苦しむ子どもの「生きにくさ」活写

     集中力を欠いたり衝動的な行動が多くなる「発達障害」が注目されている。これが原因で学校や職場などで生きにくくなっている人たちに手を差し伸べられるようになった一方、障害の有無の判断が難しいため、あいまいなまま支援を押し付けられる弊害も出ている。

     例えば、親とともに海外から来日した子どもたちが、日本語の不自由さによるコミュニケーション能力の低さから発達障害と診断され、特別支援学校に進むケースが見られる。

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