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経済・企業 深層真相

楽天が携帯事業に本腰でウィーワークが一喜一憂

楽天の三木谷浩史会長兼社長
楽天の三木谷浩史会長兼社長

 4月8日に携帯電話事業への本格参入を発表した楽天に、ソフトバンクグループが出資するシェアオフィス運営の米ウィーワークが振り回されている。

 楽天は2015年、二子玉川駅(東京都世田谷区)近くに本社ビル「楽天クリムゾンハウス」を新設したが、最近は携帯事業のスタッフが1500人近くに増え、「本社フロアが、どんとん占領されている」(楽天社員)。

 すでに楽天の金融部門は引っ越しを始めていた。稼ぎ頭のクレジットカード事業が19年7月、13階建てのオフィスビル「ウィーワーク半蔵門」(東京都千代田区)を一棟借りした。ウィーワークにとって楽天の入居は大歓迎だった。

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