経済・企業深層真相

楽天が携帯事業に本腰でウィーワークが一喜一憂

楽天の三木谷浩史会長兼社長
楽天の三木谷浩史会長兼社長

 4月8日に携帯電話事業への本格参入を発表した楽天に、ソフトバンクグループが出資するシェアオフィス運営の米ウィーワークが振り回されている。

 楽天は2015年、二子玉川駅(東京都世田谷区)近くに本社ビル「楽天クリムゾンハウス」を新設したが、最近は携帯事業のスタッフが1500人近くに増え、「本社フロアが、どんとん占領されている」(楽天社員)。

 すでに楽天の金融部門は引っ越しを始めていた。稼ぎ頭のクレジットカード事業が19年7月、13階建てのオフィスビル「ウィーワーク半蔵門」(東京都千代田区)を一棟借りした。ウィーワークにとって楽天の入居は大歓迎だった。

残り208文字(全文485文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

6月13日号

電力が無料になる日 NTT、東電、トヨタが拓く未来14 NTT、東電、トヨタの共闘 捨てる再エネは「宝の山」 ■金山 隆一18 インタビュー 森島龍太・電池サプライチェーン協議会業務執行理事 「電池は国家のエネルギー戦略そのもの」19 電池のリユースは自動車業界の命綱 ■藤後 精一20 EV電池の送 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事