国際・政治ワールドウオッチ

韓国 経済再開で日・中に温度差=嚴在漢

稼働中のサムスン電子の中国西安半導体第2工場 サムスン電子提供
稼働中のサムスン電子の中国西安半導体第2工場 サムスン電子提供

 韓国企業の新型コロナウイルス禍からの経済活動再開を巡り、日中で対応に温度差が出ている。韓国の大手ディスプレーパネルメーカー、LGディスプレーは今年3月、専用機を中国・広州に飛ばし、中国政府の「特別入国措置」を受けて、有機ELラインの本格量産のため200人強のエンジニアを派遣した。

 また、サムスン電子も4月、中国・西安にNAND型フラッシュメモリー増設ラインを完成させるため、特別入国措置を使ってほぼ同…

残り305文字(全文507文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事