新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online 学者が斬る・視点争点

仕事と休暇「ワーケーション」で充実=石山恒貴

3周年を迎えたコワーキングスペース「チガラボ」=チガラボ提供
3周年を迎えたコワーキングスペース「チガラボ」=チガラボ提供

日常に非日常を埋め込む

 ワーケーションと呼ばれる、仕事(work)と休暇(vacation)を組み合わせた欧米発の造語が、最近注目されるようになっている。新型コロナウイルスにより、私たちは在宅勤務・テレワークを突然強いられ、さまざまなストレスに直面している。私たちにとって、時間と場所の制約をなくす生き方に価値はあるのだろうか。

 ICT(情報通信技術)の発達によるテレワークの普及が、ワーケーションの背景にある。いつでもどこでも働くことができるテレワークを基盤として、仕事と休暇を組み合わせることが、ワーケーションである。

残り2250文字(全文2511文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事