週刊エコノミスト Online闘論席

片山杜秀の闘論席

    撮影 竹内幹
    撮影 竹内幹

    『2001年宇宙の旅』で知られるSF作家、アーサー・C・クラークは、日本だと東京タワーのできた1958(昭和33)年に刊行された科学エッセー『未来のプロフィル』で、こんなふうに21世紀を予測した。

     企業はオフィスを持たなくなる。なぜなら、誰もが、たとえサハラ砂漠や太平洋の真ん中にいても、テレビ電話で対面できるようになるからだ。会議や打ち合わせや商談は、生身要らずになる。必要な資料も、「メモリー・バンク」と呼ばれるコンピューターの巨大ネットワークに預けておけば、いつでもどこでも取り出せるようになるだろう。書類のやりとりも同様だ。世界の誰にでも瞬時に送れるようになる。また、世界とつながるコンピューターには、古今東西の書物から新聞雑誌までの必要な…

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