マーケット・金融独眼経眼

業況悪化でも緩めの貸し出し態度=藤代宏一

    (出所)日本銀行
    (出所)日本銀行

     日銀短観(6月調査)は、ほぼ全ての項目が悪化した。注目度の高い大企業製造業の業況判断指数(DI)はマイナス34に落ち込み、非製造業もマイナス17へと悪化した。製造業は世界的な消費停滞にサプライチェーンの乱れが重なり、全ての業種がマイナスに沈む惨状であった。

     非製造業は建設、通信、情報サービスなどがプラス圏を維持したものの、宿泊・飲食サービス、対個人サービスが垂直的に落下した。その他の項目では売り上げ・収益計画が大幅に引き下げられ、設備投資計画も落ち込んだ。

    残り829文字(全文1060文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    12月8日号

    もうかるEV(電気自動車)、電池、モーター14 「電動化」が業績・株価を左右 「次の勝者」探しも活発化 ■神崎 修一/桑子 かつ代/斎藤 信世16 巨人の焦り トヨタから「自動車」が消える日 ■井上 久男18 自動車部品 日本電産が台風の目に ■遠藤 功治20 図解 EV用電池「国盗り物語」 ■編集 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事