教養・歴史著者に聞く

『さよなら、俺たち』 著者・清田隆之さん

     ◆著者 清田隆之さん(恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表)

    もっと感情を口にして男性が楽になればいい

     恋バナ収集ユニットは一風変わった活動だ。大学時代から20年にわたり、恋愛話の聞き役を務めてきた。相談者のほとんどは女性という。

    「彼女たちが話す彼氏や夫の問題点が、同一人物かと思うほど似通っていたことに驚きました。謝らない、話を聞かない、すぐ不機嫌になる……。そこからジェンダー(社会的・文化的に形作られた性差)への問題意識が芽生えました。

     男性であるだけで与えられている特権は確実にあって、意識していなくても空気のように漂っています。それを背景に、男性たちは甘えや油断を近しい女性に露呈しているのです。僕も同じような振る舞いを周りの女性にしてしまったことが正直ある。だから、男性たちを啓蒙(けいもう)するという安全なポジションにはおよそ立てません」

    残り947文字(全文1322文字)

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