新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online グラフの声を聞く

貴金属急騰は始まったばかり=市岡繁男

 米議会予算局は今年4月、コロナ禍の拡大を受けた経済対策実施などで、連邦政府の財政赤字は2020会計年度に約3兆7000億ドル、名目国内総生産(GDP)比では約18%になるという見通しを発表した。これは戦時中の1945年以来、75年ぶりの高水準だ。

 米国の150年間にわたる株式と商品の相対価格をみると、グラフが下向きだった「実物資産優位」の時代がある。株式より商品が選好された過去4回の時期は、戦争や恐慌、金融危機といった苦難に直面し、財政赤字…

残り335文字(全文558文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

11月26日号

データセンター、半導体、脱炭素 電力インフラ大投資18 ルポ “データセンター銀座”千葉・印西 「発熱し続ける巨大な箱」林立■中西拓司21 インタビュー 江崎浩 東京大学大学院情報理工学系研究科教授、日本データセンター協会副理事長 データセンターの電源確保「北海道、九州への分散のため地産地消の再エネ [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事