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投資・運用 沸騰! 脱炭素マネー

ESG投信 コロナ禍でも好成績 今から注目の14本=篠田尚子

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 ESG(環境・社会・企業統治)の考え方と企業業績の間には正の相関関係が見られることが、国内外の複数の実証研究で明らかになる中、ESG評価の高い株式銘柄を組み入れた「ESGファンド」への期待が高まっている。

 2020年8月現在、日本国内で個人向けに展開されている広義のESG関連ファンド(ETFを除く追加型株式投信)は約100本、純資産残高は9800億円を超える。これらESGの概念を取り入れた投資信託には、大きく分けて二つのパターンがある。

 一つは、ファンドの投資方針として、投資先である銘柄の選定時にE(環境)、S(社会)、G(企業統治)のいずれかの項目のスクリーニングを行うと明示しているケース。もう一つは、運用会社が受託者責任の一環で、自社の運用プロセスにESGのスクリーニング基準を組み入れているケースである。

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