経済・企業バフェットvs商社

住友商事 小売りの現場でデータ活用=安藤伸樹

データ活用が期待される小売りの現場(住友商事提供)
データ活用が期待される小売りの現場(住友商事提供)

 当社の前身は1919年に設立された大阪北港。今でいうデベロッパーだ。不動産開発で創業し、100年がたった。次の100年を進めていくうえで原点に立ち返りたい。

 ただ、祖業だから生き残るわけではない。そのDNAを受け継いでいく。住友の精神はリストラクチャリング(再構築)すること。古い物を捨てて新しい物にチャレンジする精神がある。

 今、不動産投資のプレーヤーは「オフィスに誰もいなくなる」と身構えているが、市場の見立てと需要にズレが出ていると感じる。多少の値引きはあっても全員が地方移転するわけではない。オフィスにいなければ、自宅で過ごす時間が増え「もう一部屋」の需要も生まれる。人が過ごす場所が変わり、価値ある土地の移動はあるかもしれない。ちまたでは過剰に恐れられているため、こうしたひずみを見て投資をすることは重要だ。

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