国際・政治ワールドウオッチ

インド 金の密輸が減らない理由=中島敬二

    多くは陸路で運ばれる(写真はイメージ) (Bloomberg)
    多くは陸路で運ばれる(写真はイメージ) (Bloomberg)

     インドの空港で「金」の密輸が摘発される光景は珍しくない。例えば、インド第4の都市で人口800万人のチェンナイの空港では、10月1日に2・9キログラム、4日に891グラム、5日に653グラム、8日に3・15キログラムの金が押収された。デリー空港やベンガルール(バンガロール)空港でも摘発は日常茶飯事だ。

     インドで金の密輸が絶えないのは、密輸量1キログラム当たり、60万ルピー(約86万円)がもうけとして密輸者の懐に入るからである。インドにおける金の年間需要量は800トン前後。金の国際調査機関ワールドゴールドカウンシル(WGC)によると、需要の2割が密輸という。

    残り236文字(全文517文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    12月15日号

    税務調査 コロナでも容赦なし!16 コロナ「中断」から再開 効率化で申告漏れ次々指摘 ■種市 房子19 元国税局芸人に聞く! さんきゅう倉田「手ぶらでは調査から帰らない」23 国税の「最強部隊」 「資料調査課」の実態に迫る ■佐藤 弘幸24 「やりすぎ」注意! 死亡直前の相続税対策に相次ぎ「待った」 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事