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株価急落に先立つ原油のピーク=市岡繁男

     今年3月、米連邦準備制度理事会(FRB)は空前の量的緩和に踏み切り、総資産額は2カ月で6割も膨張した。だが大統領選を意識したのか、6月以降は資産拡大を停止、タイムラグを置いて相場に影響が出始めた。金が8月上旬、原油が8月末、米国株が9月上旬と、先物市場の規模が小さい順に価格が天井打ちしている(図1)。

     注目は予想インフレ率も8月下旬に頭打ちとなったことだ。予想インフレ率とは物価の方向性(デフレやインフレ)を示すもので、主に期間10年の普通国債と物価連動債の利回り差で算出される。

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