教養・歴史書評

軽やかな歌集に米寿詩集 次々と詩歌集を読む日々=美村里江

    ×月×日

     今春書き下ろしの歌集を出した流れから、短歌の連載依頼を頂戴した。短歌制作は個人的楽しみとして続けていたが、もう一度張り切って勉強し直す。その中での一冊。

     歌集『予言』(鈴木ちはね著、書肆侃侃房、1900円)。初見は普通の文章に近くすんなりと頭に入るが、繰り返し読むとじわっと胸で感慨が広がる、そんな歌が多かった。

    「冷凍の焼きおにぎりを温めているとだんだん夜が明けてくる」

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