掲載記事 22件
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ジジイならではの味わいと使用者の哲学が色濃く出る台所という場所 美村里江
書評 読書日記
×月×日 料理が好きなので人の台所に興味がある。年代や性別をいろいろ考えても、オニイサンやオバサンより圧倒的に良い味わいを醸…
2023年3月17日
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家族の死、借金、認知症――壮絶なサバイバルの記録を読む 美村里江
書評 読書日記
×月×日 現代にありがちな煽(あお)りタイトル……ではないドキュメントエッセー。『心の壊し方日記』(真魚八重子著、左右社、1…
2023年1月20日
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定年後再雇用された熟年社員の心の葛藤、洒脱な問答で描く 美村里江
書評 読書日記
×月×日 ご近所さんから庭で採れたという柿を頂き、甘くとてもおいしかった。幼少期、風雨で落ちた青柿を拾うのが好きだったのを思…
2022年11月18日
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認知症の理解浅い時代 医師の猛省と母への思い=美村里江
書評 読書日記
×月×日 ドラマ「ドクターX」の監修の先生か、と気軽に手に取った『医者の僕が認知症の母と過ごす23年間のこと』(森田豊著、自…
2022年9月23日
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モモンガもいいけれど、一番はドバトの「ホバ」の話=美村里江
書評 読書日記
あふれんばかりの生物愛「ハト観」が変わる読書体験×月×日 家の風呂場には曇りガラスの小窓があり、その外に時折、ドバトがうずく…
2022年7月15日
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魚屋の“映える”魚本と、80代“少女”の元気本=美村里江
書評 読書日記
鮮魚店主でバンドマン ポップで愉しい魚の本=美村里江×月×日 春先、新幹線の車内誌で日本の漁業について読んだ。自国海域の魚介…
2022年5月20日
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あくびを観察できるほどに心許された夫妻の狼観察日記=美村里江
書評 読書日記
オオカミもあくびがうつる ともに寝起きした観察日記×月×日 米国大学の研究チームがオオカミのDNAを414頭85種の犬と比較…
2022年3月18日
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「中年」という可能性に満ちた時間を大切にしたくなる1冊
書評 読書日記
「中年」という可能性に満ちた時間を大切にしたくなる1冊×月×日 6月の誕生日に歳を聞かれ、数人へ「38」と答えてしまったが、…
2021年9月24日
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実は日々の生活でできる 気づかせてくれた絵本=美村里江
書評 読書日記
×月×日 コロナ禍に陥ってから、「欲」を持つことが少しつらくなった気がする。あれがやりたい、あそこへ行きたいと一瞬高揚してて…
2021年7月9日
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細部の美に、愉快な能力 図鑑で楽しむ植物と動物=美村里江
書評 読書日記
×月×日 現在、3度目の大河ドラマに徳川慶喜の養祖母・徳信院役で出演中。時代劇は全て好きだが、やはり大河は作り込みが凄(すご…
2021年3月12日