美村里江氏
掲載記事 27件
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カモにされてしまうことなく、いかにして身を守るか 美村里江
書評 読書日記
×月×日 効率よくお金や時間を使いたい思いは誰しも持っていると思う。映像界隈(かいわい)ではYouTubeの台頭により、10…
2024年4月5日
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考え続けることの困難を『思考実験ドリル』で痛感 美村里江
書評 読書日記
×月×日 年始から大変なニュースが続く。本題から派生して増えていくいろいろな記事を読みながら、「読書日記」で扱う本を替えよう…
2024年1月26日
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近年目につく「逆張り」という言葉 未来につなぐ視点で考察 美村里江
書評 読書日記
×月×日 芸能界隈(かいわい)に大きなニュースが続くこの秋。私自身の仕事に多少影響もある中、いろいろ考えつつ新聞や雑誌やネッ…
2023年10月27日
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描いても書いても面白い 漫画家・東村アキコ初の文章エッセー 美村里江
書評 読書日記
×月×日 きっとエッセーを書いても面白いだろうなと思っていた漫画家さんの初エッセー。『もしもし、アッコちゃん? 漫画と電話と…
2023年8月18日
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読書で旅する仏&伊 還暦過ぎての冒険に感銘 美村里江
書評 読書日記
×月×日 仕事大好き人間であるが、それでも半年以上仕事や準備が続いて都内の家を離れられない、となるとなんとなく閉塞(へいそく…
2023年6月2日
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ジジイならではの味わいと使用者の哲学が色濃く出る台所という場所 美村里江
書評 読書日記
×月×日 料理が好きなので人の台所に興味がある。年代や性別をいろいろ考えても、オニイサンやオバサンより圧倒的に良い味わいを醸…
2023年3月17日
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家族の死、借金、認知症――壮絶なサバイバルの記録を読む 美村里江
書評 読書日記
×月×日 現代にありがちな煽(あお)りタイトル……ではないドキュメントエッセー。『心の壊し方日記』(真魚八重子著、左右社、1…
2023年1月20日
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定年後再雇用された熟年社員の心の葛藤、洒脱な問答で描く 美村里江
書評 読書日記
×月×日 ご近所さんから庭で採れたという柿を頂き、甘くとてもおいしかった。幼少期、風雨で落ちた青柿を拾うのが好きだったのを思…
2022年11月18日
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認知症の理解浅い時代 医師の猛省と母への思い=美村里江
書評 読書日記
×月×日 ドラマ「ドクターX」の監修の先生か、と気軽に手に取った『医者の僕が認知症の母と過ごす23年間のこと』(森田豊著、自…
2022年9月23日
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モモンガもいいけれど、一番はドバトの「ホバ」の話=美村里江
書評 読書日記
あふれんばかりの生物愛「ハト観」が変わる読書体験×月×日 家の風呂場には曇りガラスの小窓があり、その外に時折、ドバトがうずく…
2022年7月15日
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魚屋の“映える”魚本と、80代“少女”の元気本=美村里江
書評 読書日記
鮮魚店主でバンドマン ポップで愉しい魚の本=美村里江×月×日 春先、新幹線の車内誌で日本の漁業について読んだ。自国海域の魚介…
2022年5月20日
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あくびを観察できるほどに心許された夫妻の狼観察日記=美村里江
書評 読書日記
オオカミもあくびがうつる ともに寝起きした観察日記×月×日 米国大学の研究チームがオオカミのDNAを414頭85種の犬と比較…
2022年3月18日
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「中年」という可能性に満ちた時間を大切にしたくなる1冊
書評 読書日記
「中年」という可能性に満ちた時間を大切にしたくなる1冊×月×日 6月の誕生日に歳を聞かれ、数人へ「38」と答えてしまったが、…
2021年9月24日
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実は日々の生活でできる 気づかせてくれた絵本=美村里江
書評 読書日記
×月×日 コロナ禍に陥ってから、「欲」を持つことが少しつらくなった気がする。あれがやりたい、あそこへ行きたいと一瞬高揚してて…
2021年7月9日
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細部の美に、愉快な能力 図鑑で楽しむ植物と動物=美村里江
書評 読書日記
×月×日 現在、3度目の大河ドラマに徳川慶喜の養祖母・徳信院役で出演中。時代劇は全て好きだが、やはり大河は作り込みが凄(すご…
2021年3月12日
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若者の文字に絵に写真…… コロナ下の生態が満載=美村里江
書評 読書日記
×月×日 コロナ禍で古典文学が人気だったそうだが、『デカメロン』もその一冊だろう。ペストから逃れフィレンツェの郊外に引きこも…
2021年1月15日
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軽やかな歌集に米寿詩集 次々と詩歌集を読む日々=美村里江
書評 読書日記
×月×日 今春書き下ろしの歌集を出した流れから、短歌の連載依頼を頂戴した。短歌制作は個人的楽しみとして続けていたが、もう一度…
2020年11月13日
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好きなものを大切にする 大人も読んでほしい絵本=美村里江
書評 読書日記
×月×日 人生で間違いなく得していると思うのは、「虫が好き」なことだ。この地球上にはどこでもほぼ100%虫がいる。彼らの絶滅…
2020年7月17日
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読書日記 大先輩の著書を一気読み 俳優としての力をもらう=美村里江
書評
×月×日 今まで共演させていただいた中で、断トツの明るい笑顔の先輩。NHK大河ドラマ「江(ごう) 姫たちの戦国」で、私が演じ…
2020年5月22日
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派手だが中身はなし…… そんな男が一気に飛躍!=美村里江
書評 読書日記
×月×日 きっちりしているようで安っぽい。題名とカバーデザインがマッチしていた『御社のチャラ男』(絲山秋子著、講談社、180…
2020年3月20日
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妄想がさらにパワーアップ 岸本佐知子ワールドに浸る=美村里江
書評 読書日記
×月×日 真面目な風貌で淡々としているのに、とんでもない妄想力を持つ。岸本佐知子さんはそんなエッセイストだ。『ねにもつタイプ…
2020年1月24日
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時代劇出演と並行して江戸の言葉や職種を学ぶ=美村里江
書評 読書日記
×月×日 時代劇の撮影で京都に向かう。新幹線移動中に読んだ『時代劇でござる マゲモン作家ニヨル江戸ノ手引書』(柏田道夫著、春…
2019年11月22日
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簡単なことが難しい現代 脱出の夢を見続ける恐怖=美村里江
書評 読書日記
×月×日 友人にオススメ本を聞かれ、書名を答えたところ「芥川賞のね」と言われ、恥ずかしながら受賞を知った。手に取ったのは表…
2019年9月27日
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美村里江の読書日記 小さい頃の自分が現在に飛び出す喜び
書評 読書日記
×月×日 爬虫(はちゅう)類に特化した動物園で、夫とともに蛇を首に巻いて写真を撮った。もともと動物好き夫婦でワクワクと撮影に…
2018年12月28日
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美村里江の読書日記 先人の言葉と共に考える 100年生きる、ということ
書評 読書日記
×月×日 現在日本は長寿大国だが、私たち後続の世代はもっと長く生きるのか、それとも、そうはいかず早死になのか……。医学的根拠…
2018年11月16日
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美村里江の読書日記 人生初! 面白く読めたフランスの恋愛物語
書評 読書日記
×月×日 突然泣いたり怒ったり。堰(せき)が切れる瞬間がうまく理解できず、面白いと思えたことのなかったフランスの恋愛物語。そ…
2018年10月9日
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美村里江の読書日記「ふつうのおんなの子」は万葉の子、原始の子
書評 読書日記
×月×日「〇〇女子」がはやった折、何歳までを女子と呼ぶのか? 成人していれば「女性」だろう、など議論があった。しかし『「ふつ…
2018年8月27日