緊急特集 大統領選3 日本株 バブル崩壊後の高値 年内2万6000円も=石黒英之
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世界が固唾(かたず)をのんで見守った米大統領選は、バイデン氏の勝利が確実になった。米上院を共和党が過半数を維持する観測が強まったことで、民主党の大規模増税策の実現可能性が低下したこともあり、米大統領選というリスクイベント通過後の世界の株式相場は買いで反応した。
とりわけ上昇が目立つのは日本株。日経平均株価は11月9日、先週末比514円高の2万4839円と、約29年ぶりとなるバブル崩壊後の戻り高値をつけた。翌10日も続伸。11日には2万5000台にのせた。
現在の日本株高の背景にあるのは、企業業績に対する期待感が高まっていることが挙げられる。
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週刊エコノミスト
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