値下げで業績UP企業 特殊詐欺防ぐトビラシステムズ ヒトコムはスマホ…=横山泰史/笹木義次
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特殊詐欺防ぐトビラシステムズ ヒトコムはスマホ販売支援で拡大
総務省「家計調査」によると、2010年に7万9918円だった世帯の年間携帯電話通信料(移動電話通信料)は17年に10万250円に増加。世帯消費が落ち込むなかで、支出が増えたのが携帯電話の通話料金だ。総務省ではデータ接続料の削減、加入契約に過度に縛られない環境整備などにより料金の値下げ、消費者の利便性向上を掲げている。
携帯電話料金の値下げで期待される効果は、キャッシュレス決済の拡大だ。経済産業省は18年に24%だったキャッシュレス支払比率を、将来的には世界最高水準の80%を目標としている。キャッシュレス決済では年間決済処理金額が5・8兆円と業界トップレベルを誇るGMOペイメントゲートウェイが注目だ。
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週刊エコノミスト
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