新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

経済・企業 スマホ・5Gの新王者

INTERVIEW NEC 河村厚男 執行役員常務ネットワークサービスビジネスユニット担当

河村厚男 NEC執行役員常務ネットワークサービスビジネスユニット担当

「5Gで世界シェア2割狙う仮想化で設備投資は4割減る」

 2000年代以降、経営不振が続いたNECの業績が回復し株価は上昇。復活の原動力の一つが伝統の通信技術だ。

(聞き手=浜田健太郎・編集部)

── NECが提供する「ネットワーク仮想化」(汎用(はんよう)サーバーを用いて通信ネットワークを主にソフトウエアによって制御する技術)は、楽天モバイルやNTTドコモが第5世代移動通信規格(5G)のインフラ構築で採用した。仮想化のメリットは。

■一つの機器でいろいろなサービスを実現できることにある。例えば、大地震が発生して急増する安否確認の通話量に対応するため、音声通話を増やしてデータ通信のサービス容量を減らすなど、状況に応じてネットワークを柔軟に運用できる。

残り1452文字(全文1811文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事