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パナソニック社長交代 投資抑制が低迷招く 津賀体制の教訓=長内厚

     パナソニックは11月13日、津賀一宏社長の交代を発表した。来年6月に津賀氏が会長に退き、後任に楠見雄規常務執行役員が昇格する。車載用リチウムイオン電池など日本の得意な技術を生かした事業をグローバルな事業の中心に据え、一時は売上高10兆円を目指していたが、近年はその調子は振るわない。

     津賀氏は2012年6月社長に就任。前年度(12年3月期)に7721億円の最終赤字に沈んだ同社を翌年度(14年3月期)に1204億円の黒字に浮上させ、経営の「V字型回復」を果たした。当時どん底であったソニーとは対照的に優れた経営と称賛されたが、現在では業績や株式時価総額の比較で両社の関係は完全に逆転している。

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