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“水道料金値上げ”選ぶ「将来人」=花木伸行

    2016年2月の矢巾町でのワークショップの様子。法被を着た仮想将来世代グループと現世代グループが討議した 原圭史郎氏提供
    2016年2月の矢巾町でのワークショップの様子。法被を着た仮想将来世代グループと現世代グループが討議した 原圭史郎氏提供

    次世代に負担先送りしない発想に

     将来世代になりきって政策を考え、実践していく「フューチャー・デザイン(FD)」の手法を導入する自治体が増えている。

     FDは2012年、大阪大学にいた西條辰義(現・高知工科大学特任教授、総合地球環境学研究所特任教授)、原圭史郎(大阪大教授)両氏らが中心となって提唱された。環境問題や財政赤字といった世代をまたいだ資源配分の問題では、現世代は目先の負担が小さい選択をし、将来世代の負担が大きくなりがちだ。そこでFDでは、将来世代になりきる「仮想将来人」を設定し、社会の仕組みや政策を考える。

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