国際・政治ワールドウオッチ

タイ 壮大な物流ルート構想発表=増田篤

    タイ最大の貿易港であるレムチャバン港 筆者撮影
    タイ最大の貿易港であるレムチャバン港 筆者撮影

     タイでは昨年12月下旬から新型コロナウイルスの感染が再拡大し、経済への新たな打撃が懸念されている。タイ経済の回復の切り札ともされているのが、政府が推進する経済特区「東部経済回廊」(EEC)だ。EEC当局は昨年10月、中国の雲南省昆明からラオス、バンコクなどを経由してマレー半島西岸のアンダマン海に抜ける壮大な物流ルートの構想を発表した。

     同構想では、レムチャバン港を中心とするタイ湾東部のEECと同湾西部を結んでタイを横断する全長80~100キロの大型架橋計画が初公表された。マレー半島のタイ湾側とアンダマン海側を結ぶ「ランドブリッジ」整備も盛り込まれ、タイで長年、浮上しては消えていたマレー半島の「クラ地峡」運河計画を想起させている。

    残り204文字(全文523文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    2月2日号

    ガソリン車ゼロ時代第1部 激変する自動車産業22 EVで出遅れる日本 市場奪取へ勝負の10年 ■市川 明代/白鳥 達哉26 図解・日本の雇用 製造から販売まで、2050年に80万人減も ■白鳥 達哉28 ガソリン車よりエコ! 生産から廃車まで、EVのCO2排出は少ない ■桜井 啓一郎31 インタビュ [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事