国際・政治ワシントンDC

強固ではない政権基盤の新大統領が背負う“荷物”=川上直

    星条旗の下、団結できるか(Bloomberg)
    星条旗の下、団結できるか(Bloomberg)

     筆者が2018年にワシントンDCに赴任した際、最も楽しみにしていたのが大統領就任式だった。1月20日に開かれたバイデン新大統領の就任式を間近で体感できたのは幸運だった。全国民でお祝いしようということだろう、完全オンライン授業が続く当地の公立学校でも、子どもたちが大統領就任式をテレビで視聴できるよう、授業日程が調整された。ただ、子どもたちと一緒に見た米国政治最大のイベントは、当初想像していたものとは大きく違う異例づくしのものだった。

     ワシントンDCは就任式の1週間前から厳戒態勢が敷かれ、ホワイトハウスに程近い筆者のオフィスも閉鎖区域に入った。通常であれば、国会議事堂からワシントン記念塔に続く緑地帯は大統領就任を祝う大勢の人で埋め尽くされるが、それも閉鎖され、代わりに約20万の星条旗で埋め尽くされた。

    残り979文字(全文1333文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    7月27日・8月3日合併号

    変わる! 相続&登記・民法18 日本中の相続・不動産取引を変える法改正のインパクト ■種市 房子20 相続<1>土地・建物…うっかりで大損!? 登記しないと金銭的制裁も ■横山 宗祐22 <2>ますます登記が大事! やらなきゃ「法定相続分だけ」に ■横山 宗祐23 <3>遺産分割も遅れると大変! 相 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事